韓国コスメに韓流グッズ、韓国料理屋などが多く立ち並ぶ新宿のコリアンタウン新大久保。
日々トレンドが更新され、新しいブームを発信し続ける賑やかな大久保通りから少し離れた道沿いに、ちょっと変わった石像が目印の韓国料理店「OLLE」はあります。
今回は、料理にもお店の内装にもこだわりを込めたOLLEの魅力をご紹介します！
【まるで済州島旅行気分】洞窟のような内装と不思議な石像“トルハルバン”
韓国料理店OLLEは世界自然遺産に登録されている韓国の済州島と、その溶岩洞窟群をコンセプトにした外観と店内が特徴的。
地下へ続く階段を下りれば、ザラザラとした溶岩洞の岩肌をイメージした内壁に、温かみを感じるランプのような照明が洞窟内の雰囲気を演出。光沢感のあるテーブルとマットな質感の椅子の黒を基調としたレイアウトは、赤くて旨辛な韓国料理とのコントラストで写真にも動画にも映えること間違いなしです！
お店の入り口では不思議な石像がお出迎え。この石像はトルハルバンという、済州島では守護神として各地に立てられているもので、日本語で“石製のおじさん”という意味だそう。
OLLEでご飯を食べる前や新大久保で遊ぶ際の待ち合わせ場所にピッタリかも？
【済州島グルメに舌鼓】OLLEで味わえる済州島郷土料理の数々
韓国料理といえばサムギョプサルやチヂミなど色々あげられますが、OLLEのコンセプトである済州島にもコレ！という名物・郷土料理があるんです！
一つ目は、横長の大きな鍋に豪快に入った魚が目を引く、「カルチチョリム」。
カルチとは太刀魚、チョリムは煮物や煮込みのことで、済州島名物の太刀魚を生姜やニンニクに唐辛子などの韓国ならではの薬味を加えて煮た済州島の郷土料理です。
迫力満点な太刀魚を丸々一匹にホタテやエビタコ等の海鮮がたっぷり入った横長の大きな鍋に、ピリ辛のスープをかけてグツグツ煮込みます！
脂ののったふっくら柔らかい太刀魚に、スープがたっぷり沁み込んだ大根もホクホク！4種のおかずにムセンチュや玉ねぎキムチ、ふわふわのケランチムとカンジャンケジャン＆セウもセットな、お米もお酒もどんどん進んじゃうOLLE自慢の大満足メニューです！
二つ目は、じっくり煮込んだ旨辛とろとろスープの「コサリユッケジャン」。
豚肉でダシを取った濃厚なスープに茹で肉とコサリ(わらび)を入れて煮込み、そば粉でとろみをつけた、済州島では結婚式や家族のお祝い事などに出されている郷土料理です。
ほろほろになるまで煮込まれた具材にまろやかな食感とコクのある濃厚旨辛な味わいは、寒い時期にピッタリの体温まる絶品スープメニューです！
三つめは、コクのある白いスープと骨付き豚肉の「チョプチャクピョクッ」。
こちらも豚肉でダシを取るスープですが、チョプチャクピョクッには豚の骨も使うのでよりコクのある味わいに。そば粉でとろみをつけたスープの中には、骨付きの済州豚が豪快に！
ハサミで切った食べる骨付き肉はスープで煮込まれて味もしみしみにほろっとほどけるような食感で、ホッと温まる逸品です！
店舗情報・アクセス
済州島をコンセプトにしたOLLEは、料理だけでなく内装やちょっとしたオブジェなどにもこだわりを込めた韓国料理店です。
所在地：東京都新宿区百人町1丁目－8－8 新宿188ビル B1F
アクセス：
┗JR山手線新大久保駅から徒歩6分
┗西武新宿線西武新宿駅 北口から徒歩3分
済州島名物をはじめ、大きな長方形の鍋を使った様々な鍋料理に、チヂミやサムギョプサル、種類豊富なランチメニューなど盛り沢山のOLLEに、是非一度お越しください！